僕は二年間ひきこもりをしていた時期を二回経験しました。
一度目は28歳の時、その時は友達に誘われて行った音楽フェスの朝霧ジャムでクラムボンのライブを見て、
またライブに行きたいからバイトしようと思ったのがきっかけでした。
しかし、二年以上もひきこもっていたので体重は30キロくらい太ってしまい、
体を動かす事が辛かったので体力を回復&ダイエットからスタートしました。
その頃は浦和に住んでいたので市営体育館がありそこで始めたのがヨガと水泳です。
障がい者手帳があると利用料金が半額になり当時は300円位で利用できました。
- ヨガ 呼吸を大事して自律神経にもいいし、自分の動かせる範囲でゆっくり動くのでけがの心配も少ないです。
- 水泳 子供の時に習っていたので平泳ぎをしてました。あと泳げない方がいてもプールを歩くだけでも全身運動で結構良かったです。
何事もそうなんですがいきなり難しいことに挑戦してしまうと、
出来ないことが沢山あるのですぐに嫌になってしまうので、
まずは今の自分に出来ることを少しづつ増やしていった方が良いと思います。
この頃は20代だったので体力もあり半年くらい続けていたら、
4時間くらいバイトをする自信がつきました。
次のひきこもり時期は37,8歳の時。ひきこもりというかリハビリ期間です。
この頃は足は少しづつ動かす事が出来たんですが、
筋肉が落ちてしまい上手に歩けない時期でもありました。
思うように体を動かす事が出来なく悔しくて、
ストレスをため込んでいた時期でもあります。
この頃にしていたことは
- 夕方の散歩 近くの川原沿いを30分位かけて毎日歩いていました。家にじっととじこもっていると嫌なコトばかり考えてしまいます。でも、歩くだけでも夕日が綺麗だったり散歩している犬が可愛かったり、一瞬でも嫌なことが忘れることができました。
- 絵を描く 僕は今まで絵を描いたことはなかったんですが暖かい時期は近くの公園に行ったりして2時間くらいクレヨンで絵を描いていました。寒い時期はアニメのフィギュアをデッサンしていたりもしました。あまり上手ではなかったと思いますが集中して書くことでストレスが発散できました。
こうしたことが皆さんに合うかわかりませんが、
自分に合った何かがきっとあるはずだと思います。
急ぐ必要も何もないですし、こうしなきゃいけない訳でもありません。
もちろん何もやりたくない時期も僕にもありました。
その時はそれでいいと思います。
でも、師匠の言葉で「人生は長いんだから何も諦めなくてもいいんだよ。」
40歳くらいの時に言われた言葉です。
この頃の自分は「俺の人生はもう終わったな」と
いろんなことを投げやりになってました。
でも4月で47歳になりますが少しづつやりたいことが見つかってきました。
矛盾してるけど諦めるって悪いことじゃないなと。
あの時一度、諦めたから新しいスタートが見つかりました。
