就労移行支援作業所に入って変わったこと

就労移行支援作業所とは

僕が行った作業所の仕事内容は作業所内でおみやげやちょっと高めのお菓子の箱をおったりしていたり、

何に使うんだかよくわからないけど基盤を組み立てる作業をしました。

そこで集まる方たちは一般就労に向けて週五回働けるように体調を整えたり、

今まで家にいたけど体調がよくなってきて家から出る機会を増やしたい方、

特別養護学校を卒業して働くための習慣を学びに来ている方など、

10代から50代、60代の方たちが集まって同じ場所で作業をしていました。

僕の通っていたところは特に上下関係とかもなく

みんなが協力して作業をしていたと思います。

ここは2年間を目途に通所をして就労するための面接だったり履歴書の書き方なども教えていただけます。

作業は室内だけでなく公園のトイレの清掃、喫茶店、カレー屋さん、大きな会社の工場、チラシのポスティングなどの施設外作業もありました。

僕ははじめ慣れるまでは人と一緒に作業がするのが苦手だったので、

公園のトイレの清掃をよくやっていました。

 

困ったことにここで働くのにはお昼の準備をしなくてはならなくて、

生活保護の僕にはコンビニでお弁当を買う余裕はなかったので自分でお弁当を作っていく事にしました。(昼食を用意してくれる作業所もあるので色々探してみてください)

お弁当なんて今まで自分で作ったこともなくどうしようかと思いましたが、

何事も経験と思い最初はおにぎりとおかずから始まっていき、

最終的にはお弁当箱を買ってなかなか凝ったお弁当を作ることが出来るようになりました。

僕の成長のお弁当がこれです。

なんか、作ってくうちに段々力が入っていきなかなか美味しそうなお弁当が出来ました。

中身は簡単で作り置きの野菜炒め、チーカマ、冷凍の春巻きや唐揚げ、冷凍ブロッコリー、出来和えのポテトサラダ。

色合いを気にしながら実際はただ入れてただけなんですがね。

こうして自分で出来ることも増えていきました。

 

他にも生活で変わったことがありました。

工賃として1万円くらい稼げるようになりなんとガラケーからスマホへ変えることが出来ました。

そして工事代が帰ってくるというキャンペーンで家にもネットが装備され、

YOU TUBEが見れるようになったりアマゾンが使えるようになったりしました。

姉兄と連絡する手段でLINEを使うようにもなりました。

今まではお金をいかに使わないようにするかで節約することばっかり考えていましたが、

ようやく少しだけ人並みの物を持つことが出来るようになり嬉しかったです。

なんか、楽しいって思えることに出会えたらそれでいいんだと思います。